2015年 08月 31日
ラリータイプのイベントに欠かせないのが「マップホルダー」。でも市販のものはそれなりのお値段がします。年に何度も使わないモノにそこまでは・・・と躊躇される方も多いのではないでしょうか。 ![]() この件は問い合わせも多いので、この機会にラリーのマップ(コマ図)をかんたんに使う方法をご紹介します。 ![]() ▲そもそも昔のパリダカールラリーなどでは、こうしてクリップボードを固定していただけですから(しかもちぎって捨てていたらしい)見られればなんでもいいのです。しかし日本は雨天もあるので剥き出しのままというわけにもいきませんね。 ![]() ▲それにいちばん近いのが、DOAスタッフのひとりが試走のときによく行っている方法。止水ファスナーの付いたビニールの書類入れをハンドルに取り付けています。 ![]() ▲100均にある程度のモノです。取り付けはガムテープ。サイズは、もともとのコマ図がA4横を半分に切るのでA5サイズがピッタリですが、ページをめくるときにちょっと余裕がないので(この写真では)やや大きめのものを使用しているそうです。 これとは別にクリアフォルダを使用する方法もあります。各ページごとに1枚入れて、走行中は洗濯ばさみなどでページを固定。この方法だと前後のページを参照できる自由度があります。 距離を計るときにトリップメーターを使います。区間(1コマごと)の距離をみて、そのたびゼロリセットするわけです。 ![]() ▲手元でリセットしやすいように安価なサイクルメーターを取り付けるという手もあります。ワイヤレスのタイプは使えません。エンジンからのノイズが邪魔をするようです。 ロール状にしたマップを使いたい場合は、自作する人も多いようです。たとえばこちらのサイトで紹介されているように、ランチボックス(いわゆるプラスチックの弁当箱)やタッパウエアに軸を通すだけで巻き取りもできるケースのできあがり。 ![]() ▲手前の市販品を参考に手作りしたのが奥のもの。もちろん素材はランチボックスです。内側にアルミの軸受けをつくりましたが、それほど手間はかかっていません。 巻き取りの2軸だけでも良いのですが、上下ギリギリにそれぞれもう一本ずつ細い軸を通すと、よりコマの見られる範囲が広くなります。 かんたんにケースをつくるだけなら、丈夫な紙で箱をつくってワリバシを通すだけでもいいですね。防水は上から透明なビニール袋を被せて、巻き取りの軸部分だけ穴を空ければ、かなりの雨でも使えます(そして壊れたら捨てればいいだけ)。 (9/27追記) Big Offroad Club様より情報提供いただきました。自作のご参考にどうぞ。 ![]() こういうモノを工夫して工作するのも、マップ走行の楽しみではないでしょうか。
by doorofadventure
| 2015-08-31 18:31
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